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技術情報

Technology 根拠ある
解析と再現性で、
“安心できる品質”
を。

構造物や設備に用いられるゴム製品は、その形状や使用環境により求められる性能が大きく異なります。
CKI-fTkグループでは、「応える技術」 をテーマに、FEM解析(熱伝導解析)などによる加硫条件設定をワンストップで行い、
製品の性能と信頼性を科学的に設計・検証しています。

ここでは製造・技術の拠点であるfTk(東京ファブリック化工株式会社)の技術情報をご紹介します。

FEM Analysis FEM解析

構造の「見える化」で
精度を高める

FEM(有限要素法)による構造解析は、
目に見えない「内部の応力」や「ひずみ」を数値化し、構造の強さと弱さを可視化する技術です。
CKI-fTkグループでは、製品内部の応力集中箇所を的確に把握し、
仕様改善や材料の選定により応力緩和に繋がる試作検証を繰り返し行うことで、製造手法の見直しならびに最適化を図っています。

特徴

Feature 01
実製品に即した3次元モデルで解析

金型や製品仕様を正確に反映したモデリングを行い、
現実に近い応力挙動を再現。

Feature 02
複数視点からのコンター表示

バンドコンター図・ラインコンター図・内部ひずみ図などを用い、
直感的に問題箇所を特定。

Feature 03
材料・形状・境界条件の複合評価

仮説→解析→検証のループにより、構造・材質のベストミックスを追求。

Feature 04
製造前に応力緩和設計を完了

応力集中の改善提案や、再設計による性能保証を事前に実現。

活用例

  • 橋梁支承など
    大型製品の応力分散解析
  • 長寿命化を目的とした
    応力緩和型形状の導出

Vulcanization Condition Setting 加硫条件設定

熱を制御する
精密な「裏設計」

加硫とは、
ゴムに弾性を与えるための熱反応プロセス。
CKI-fTkグループでは、製品形状や熱伝導特性に応じて非定常の熱環境を忠実に再現し、製品ごとに最適な加硫プロファイルを導き出します。

特徴

Feature 01
性能予測係数の算出

製品仕様・形状に基づき、形状依存性と材料特性を数値化。

Feature 02
熱伝導FEM解析の実施

温度勾配・自然対流・金型蓄熱などをパラメータ化し、製品内部の温度変化を忠実に再現。

Feature 03
独自開発ツール
「Physigram Vulca」による検証

加硫履歴×物性データをもとに、実際のゴム物性の分布を予測。

Feature 04
加硫条件の妥当性チェックと最適化

YES/NOフローに基づき、耐久性や要求性能との整合性を確認。

メリット

  • 品質ばらつきの抑制:内部の未加硫・
    過加硫のリスクを排除
  • 設計の自由度向上:高精度な制御
    により複雑形状にも対応
  • 開発スピードの加速:初期検討段階
    から信頼できるデータを獲得

Vibration Isolator Design 防振ゴム設計

“汎用品では足りない”
現場に、最適な防振
ゴムを

防振ゴムは、振動・衝撃・騒音から機器や構造物を守る重要な機能部材です。
しかし、使用環境・荷重条件・固定方法などが異なる中で、既製品だけでは対応しきれないケースが増えています。

CKI-fTkグループでは、用途や性能要件に応じて設計から量産まで一貫対応できる「一点モノ防振ゴム」の開発体制を整えています。

特徴

Feature 01
現場ごとの課題に
応じて最適構造を設計
  • 許容荷重/変位量/固有振動数に
    基づく構造提案
  • せん断・圧縮方向など方向性に
    応じたレイアウト設計
  • 取付条件に応じた金具・固定形状の
    調整も可能
Feature 02
使用環境に
応じた配合設計
  • 耐熱/耐油/耐候/難燃など
    機能特化配合が可能
  • 硬度やばね定数の調整にも
    柔軟に対応
  • 金属・樹脂など異材貼り合わせも
    実績多数
Feature 03
試作から
量産・検査まで対応
  • 初期設計→試作→加硫条件設計→
    量産まで社内完結
  • ISO9001対応の品質管理で
    安定供給を実現
  • 小ロット・スポット対応も可能

使用シーン・導入効果

  • 立体駐車場の
    構造部材の振動を大幅に軽減
  • エレベーター機器の
    異音を抑え、快適性を向上
  • 大型機械の防振設計で、
    安全性・耐久性が改善

Selection of Rubber Materials ゴム材料の選定

性能要件に応じた
マテリアル対応

多様な使用環境に対応すべく、以下のような
材料から最適な選定・配合をご提案しています。

材料名 主な特性 代表用途
NR(天然ゴム) 高弾性・耐摩耗 防振材・工業用製品
CR(クロロプレン) 耐候性・耐油性 建設部材・屋外設備
NBR(ニトリル) 耐油・耐熱 シール・ホース部材
EPDM 耐オゾン・耐候性 自動車・建築
IIR(ブチルゴム) 衝撃吸収性 防振材・エネルギー吸収素材
SBR(スチレンブタジエンゴム) 耐摩耗 タイヤ・工業用製品

その他特殊配合もご相談いただけます。

FAQ 技術情報に関して
よくあるご質問

( 01 ) FEM解析や加硫設計は、量産品にも対応していますか?

はい。特注・小ロットだけでなく、量産品にも対応。品質再現性を重視する製品に最適です。

( 02 ) 他社図面での検証依頼も可能ですか?

可能です。既存設計のリスク検証や改善提案も承っております。

( 03 ) ゴム材の種類や配合も相談できますか?

使用環境や機能要件に応じて最適な材料選定を行います。特殊な配合も実績がございます。

Message 技術の本質は
「再現性」にある。

CKI-fTkグループの技術思想は、
「想像力と仮説検証力」。
解析や条件設定は単なる“数値遊び”ではなく、
再現性のあるものづくりのための
手段と捉えています。

  • 問題の原因を
    構造レベルで解明する力
  • 仮説を立て、科学的に立証する技術
  • 各製品の仕様限界を見極める判断力

それらすべてが
「信頼できるものづくり」の土台です。